Expression Web 3の特長
SuperPreview
Expression Webは、複数ブラウザのプレビューが売りでしたが、さらにパワーアップして、それぞれのブラウザを比較してどれだけずれているか確認できる、SuperPreview機能が搭載されました。
上の図では、「ワニchanのうぇぶわーるど」をIE6とFirefox3.5で比較したものです。
お互いの画面は連動していて、左側(IE6)の特定の箇所(Expression Webを使ってみよう)をポイントすると、右側のFirefox 3.5側にIE6と同じ座標位置として領域枠が表示されます。
IE6の対応はまだまだ無視できないですよね。開発元が同じ会社ということで、かなり信頼性が高いです。
スナップショットプレビュー
Expression Web 3 では、SuperPreviewのほかにスナップショットプレビュー機能があります。
かつてFrontPageにはブラウザで起動せずにプレビューできるビューがありましたよね? それがパワーアップして復活みたいな感じがします。FrontPageからのパワーアップの点として、ブラウザが選べます!
でもどうやら未保存の状態ではタイムリーに反映されなくなったみたいですね。仕様変更されたのでしょう。ブラウザでプレビューが内部で動くという仕組みになってるような気がします。
スナップショットパネルを表示するには、[パネル]-[スナップショット]をクリックします。
FTP機能の強化
Expression Web 2まではひとつのFTPアカウントしか保存されませんが、Expression Web 3からは複数のFTPアカウントの管理ができます。
そういえば「発行」という表記から「パブリッシュ」になりましたね(笑)
Expression Web 3では、FTP, SFTP, FTPS, WebDAVに対応しています。FrontPage Server Extensionsもサポートしているので、FrontPageユーザーにはありがたいですね。
なお、Safariなどのほかのブラウザーには2009年下期にWebサービスを通じて提供予定らしいです。
その他追加・追加された機能
そのほかにも、Expression Web 3では細かい点で機能が強化されました。主なものを箇条書きしてみます。
- Adobe Photoshopファイル(.psd)を透明度を保持したままインポート。読み込むレイヤーの指定も可能
- Silverlight 2と3に対応
- Visual Studio Team System 2008 Team Foundation Server (TFS) との連携
- ASPファイルの対応
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