結合する各テキスト値の間に区切り記号を挿入するには
テキストの整形と修正
最終更新日時:2023/04/03 16:28:57
複数の範囲や文字列からのテキストを結合し、結合する各テキスト値の間に、指定した区切り記号を挿入するには、Excel 2019バージョンからの新関数、TEXTJOIN 関数を使用します。指定した区切り記号を挿入します。 区切り記号が空の文字列の場合は、範囲が連結されます。
はじめに
TEXTJOIN 関数は、Excel 2019から追加された新しい文字列操作関数です。複数の範囲や文字列からのテキストを結合し、結合する各テキスト値の間に、指定した区切り記号を挿入できます。区切り記号が空の文字列の場合は、範囲が連結されます。
TEXTJOIN (区切り記号,空のセルは無視,文字列 1, [文字列 2],...)
- 区切り文字
- 各テキスト アイテム間に挿入する文字または文字列を指定します。数値を指定すると、文字列として扱われます。
- 空のセルは無視
- TRUE(既定)の場合、空のセルは無視されます。無視しないようにするには FALSE と入力します。
- 文字列1, 文字列2,...
- 最大 252 のテキスト引数を設定できます。 各引数には、文字列、またはセルの範囲などの文字列の配列を指定できます。
結果の文字列が32767文字 (セルの上限) を超える場合、エラー値 #VALUE を返します。
操作方法
-
求めたいセルを選択して[数式]タブの[関数ライブラリ]グループから[文字列操作]をクリックします。
-
一覧からTEXTJOINを選択します。
- 数式パレットが表示されたら、[区切り文字]文字として半角スペースにしたい場合は
" "
と入力します。 - 空のセルは無視したい場合は、[空のセルは無視]ボックスに
TRUE
と入力します。 - [テキスト1]ボックスには、結合する配列のセル範囲を選択して[完了]ボタンをクリックします。
- 結合する各テキストの間の区切り文字として半角スペースが挿入されました。
※執筆環境:Microsoft Excel for Mac バージョン 16.40
INDEX