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Microsoft Office全般(Excel/Word/PowerPoint/Access/Outlook/OneNote)の使用方法を解説。

特殊文字を使って文字列を検索する、置換するには

文書のコンテンツを検索する、置換する、貼り付ける
最終更新日時:2023/04/03 17:12:46
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段区切り、任意指定の行区切りやページ区切り、セクション区切りなどの特殊文字を検索して置換するには、ショートカットキーCtrl+Hを押して検索と置換ダイアログボックスの[置換]タブを開き、あいまい検索を無効にして[特殊文字]一覧より選択します。

はじめに

セクション区切り、段区切りやページ区切りなどの特殊文字を検索して除去したり、すべてのページ区切りをセクション区切りに置換したり、脚注記号や文末脚注記号に括弧で囲んだりすることが可能です。置換対象可能な特殊文字一覧に含まれていない特殊文字は、[編集記号の表示/非表示]で目的の特殊文字をコピーして、置換後の文字列に「クリップボード」を選択するとOKです。

一方、脚注記号や文末脚注記号を括弧で括るには、置換後の文字列に「検索文字列」を選択して、その前後を括弧で括ります。脚注記号の例は、『Word 2019:脚注番号に括弧を付けるには』の記事を参照してください。

検索対象可能な特殊文字

  • 段落記号
  • タブ文字
  • 任意の1文字
  • 任意の数字
  • 任意の英字
  • キャレット
  • § セクションの文字
  • ¶ 段落の文字
  • 段区切り
  • 省略記号
  • 3点リーダー
  • 全角ダッシュ
  • 1/4スペース
  • 任意指定の改行(欧文のワードラップを無視して改行する機能)
  • 改行なし
  • 文末脚注記号
  • フィールド
  • グラフィック
  • 任意指定の行区切り(Shift+Enterで改行)
  • 任意指定のページ区切り(Ctrl+Enterで改ページ)
  • 改行をしないハイフン
  • 改行をしないスペース
  • 任意指定のハイフン
  • セクション区切り
  • 全角または半角の空白

置換対象可能な特殊文字

  • 段落記号
  • タブ文字
  • キャレット
  • § セクションの文字
  • ¶ 段落の文字
  • クリップボードの内容
  • 段区切り
  • 省略記号
  • 3点リーダー
  • 全角ダッシュ
  • 1/4スペース
  • 半角ダッシュ
  • 検索する文字列
  • 任意指定の改行(欧文のワードラップを無視して改行する機能)
  • 任意指定の行区切り(Shift+Enterで改行)
  • 任意指定のページ区切り(Ctrl+Enterで改ページ)
  • 改行なし
  • 改行をしないハイフン
  • 改行をしないスペース
  • 任意指定のハイフン

ページ区切りをセクション区切りに一括置換するには

STEP 1 セクション区切りをクリップボードに格納する

  1. 任意の場所でセクション区切りを挿入します(➡Word 2019:セクション区切りを挿入するには)。
  2. [ホーム]タブの[編集記号の表示/非表示]ボタンをクリックして、編集記号を表示します。
  3. セクション区切りを選択し、Ctrl+Xキーで切り取ります。

STEP 2 検索と置換オプションを展開してあいまい検索をオフにする

  1. [ホーム]タブの[編集]グループの[置換]をクリックするか、Ctrlキーを押しながらHキーを押します。
  2. [検索と置換]ダイアログボックスの[オプション]ボタンをクリックして、オプションを展開します。
  3. [あいまい検索(日)]のチェックを外します。

STEP 3 検索する文字列を代入する

  1. [検索する文字列]にカーソルを移動し、[検索する文字列]の対象として[特殊文字]をクリックします。
  2. 一覧より[任意指定のページ区切り]を選択します。
  3. [検索する文字列]として任意指定のページ区切り ^m が代入されます。

STEP 4 置換後の文字列を代入する

  1. [置換後の文字列]にカーソルを移動して[特殊文字]ボタンをクリックします。
  2. 一覧から[クリップボードの内容]を選択します。
  3. 置換後の文字列に ^c が入力されました。
  4. [次を検索]と[置換]を使って一つずつ置き換えるか、[すべて置換]ボタンで一気に置き換えます。

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