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Microsoft Office全般(Excel/Word/PowerPoint/Access/Outlook/OneNote)の使用方法を解説。

宛先リストに最適なファイル形式を選択するには

差し込み印刷を行う
最終更新日時:2023/04/03 17:12:58
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差し込み印刷のデータファイルは、あらゆるデータベースファイルに対応しています。差し込む対象や目的、シーンに応じてご自身にピッタリなデータファイル形式を選んでください。

はがき宛名面印刷ウィザードに対応した住所録ファイルの種類

これから住所録リストを作成する場合、はがき宛名面印刷ウィザードでは「標準の住所録ファイル」として選択できるファイルの種類として、Microsoft Word、Microsoft Excel、またはMicrosoft Accessのいずれかを選択できます。Microsoft Accessにすると、現時点でデータ入力時にエラーメッセージが頻繁に表示されるため、あまりお勧めできません。

Microsoft Wordで新しく住所録ファイルを作成するメリットとして、データフォームが利用できる点です。すべてWord一本で完結できます。

[差し込み印刷の宛先]の[データソース]を選択し、左下の[編集]ボタンをクリックすると
↓
データフォームが開く

フィールドをカスタマイズするには、Address20.docxファイルを直接開き、1行目の見出し文字列を変更する必要があります。

ちなみに、既定の住所録ファイルの場所は、PC ▶ ドキュメント ▶ My Data Sources です。

Microsoft Office アドレス帳を選択するメリット

[差し込み文書]タブの[宛先の選択]一覧より[新しいリストの入力]を選んだ場合、Microsoft Office アドレス帳が新規作成されます。

↓

Word形式の住所録ファイルとは違って、直接テーブルに宛先の情報を入力していくので、ちょっと入力しづらく感じるかもしれませんが、このMicrosoft Officeアドレス帳に限り、Wordで列のカスタマイズが行えます。

↓

参考

以前のバージョンのWordで生成されたMicrosoft Officeアドレス帳のフィールド一覧

最新バージョンのWordで生成されたMicrosoft Officeアドレス帳は、洋式フィールドを日本語化しただけになります。本来、姓名それぞれのふりがなをはじめ、「連名」や「連名敬称」などが含まれています。足りないフィールドは追加し、適宜名前の変更や順序の変更をしてください。ただし、はがきの宛名印刷において「住所 3」は不要でしょう。

はがきの宛名印刷での標準の住所録ファイルとMicrosoft Office アドレス帳との相違

標準の住所録ファイルは「氏名」になっており、「姓」と「名」が分かれていません。なお、標準の住所録ファイルでは「住所_1」「住所_2」「電子メール_アドレス」なのに対し、Microsoft Office アドレス帳では「住所 1」「住所 2」「メール アドレス」になっているので、データファイルの差し替えに注意が必要です。

標準の住所録ファイル Microsoft Office アドレス帳
  • 氏名
  • 敬称
  • 会社
  • 住所_1
  • 住所_2
  • 郵便番号
  • 電子メール_アドレス
  • 電話番号
  • 連名
  • 部署
  • 役職
  • 住所_3
  • FAX番号
  • 備考
  • 役職
  • 会社名
  • 住所 1
  • 住所 2
  • 市区町村
  • 都道府県
  • 郵便番号
  • 自宅電話番号
  • 勤務先電話番号
  • メール アドレス

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