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時間内勤務時間を求めるには

Section 5 タイムシートの作成
最終更新日時:2023/04/03 16:16:26
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残業が発生するのは、実働8時間を超えた場合のみです。契約時間が実働7時間であったとしても、8時間までは残業とみなされません。そこで、Excel for iPadで勤務時間から8時間内の勤務時間を求める方法について説明します。

はじめに

残業が発生するのは、実働8時間を超えた場合のみです。契約時間が実働7時間であったとしても、8時間までは残業とみなされません。

 ABCDEFGHIJ
1 月日曜日 開始時刻終了時刻 休憩時間勤務時間 時間内時間外 時間内支給額時間外支給額
2 6月1日9:0018:151:00 8:15
3 6月2日9:0020:301:0010:30  
4 6月3日   
5 6月4日   
6 6月5日9:0017:001:00 7:00
7 6月6日9:00 17:301:007:30
8 6月7日
9 6月8日
10 6月9日
11 6月10日
12 6月11日
13 6月12日
14 6月13日
15 6月14日
16 6月15日
17出勤日数 合計     
18時給 時間外   契約時間8:00

そこで、勤務時間から8時間内と時間外に振り分けるには、以下の3つのステップに従うことで実現できます。

  1. あらかじめ基準となる8時間を任意のセルに代入しておく(J18セルに8:00を入れる)
  2. 勤務時間が8時間以上であれば8時間、それ以外は勤務時間を時間内セルに求める
  3. 勤務時間が8時間を超える場合は、勤務時間から8時間を差し引いた値を時間外として求める

ここでは、時間内セルを求める方法について説明します。

8時間以内の勤務時間を求める

  1. 時間内セルを選択して[数式]タブの[論理]をタップし、[IF]を選択します。
  2. 勤務時間が8時間以上であれば8時間、それ以外は勤務時間を時間内セルに求める数式を作成します。参照タイプを変更するには、以下の図のようにセル番号を選択し、ポップアップメニューから[参照の種類]を選択して絶対参照を選択します。
  3. 以下の図のように数式を作成できたら数式バーのを押します。
    =IF(F2>=$J$18,$J$18,F2)
  4. シリアル値で時間内の勤務時間が求められました。

表示形式を時刻に変更する

  1. [ホーム]タブの[表示形式]ボックスをタップし、一覧から[時刻]の右側のiをタップします。
  2. 一覧から時刻の書式を選択します。
  3. 表示形式が時刻に変更されました。

備考

空白の場合は空白にしたい場合は、以下の数式を作成するとOKです。空白でない場合(偽の場合)の引数に前項で触れたIF関数の数式を当てはめるとよいでしょう。

=IF(F2="","",IF(F2>=$J$18,$J$18,F2))

 

※執筆環境:Excel for iPad バージョン 2.70.1

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