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1か月を30日として計算するには

高度な日付と時刻の関数の適用
最終更新日時:2023/04/03 16:28:22
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1年を360日(30日×12ヶ月)として、期間内の日数を計算するには、DAY360関数を利用します。会計システムがこの計算方式に基づいている場合は、この関数を使用して支払い計算を行うことができます。

Windows版Excel 2016の記事はこちら

はじめに

DAYS360 関数は、一部の会計計算に使用される 1年360日 (30日×12か月) の計算方式に基づいて、2つの日付の間の日数を返します。会計システムがこの計算方式に基づいている場合は、この関数を使用して支払い計算を行うことができます。

DAYS360(開始日,終了日,[方式])
開始日
開始日となる日付のシリアル値を指定します。
終了日
終了日となる日付のシリアル値を指定します。
方式
論理値(TRUE/FALSE)で指定します。省略するとFALSEになります。
FALSE(または省略): 米国 (NASD) 方式。開始日が、ある月の最終日になる場合、同じ月の 30 日として計算が行われます。終了日がある月の最終日になる場合に、開始日が同じ月の 30 日よりも前になる状況では、終了日は翌月の 1 日として計算が行われます。それ以外の場合、終了日は、同じ月の 30 日として計算が行われます。
TRUE: ヨーロッパ方式。開始日または終了日が、ある月の 31 日になる場合、同じ月の 30 日として計算が行われます。

操作方法

  1. 求めたいセルを選択して、[数式]タブの[日付と時刻]一覧より[DAYS360]を選択します。
  2. ここでは2011/1/30を開始日、2011/2/1を終了日にそれぞれ指定すると、本来は2日あるけど1月31日は無視されて1日として計算されます。
  3. 2011年1月11日から2011年12月31日までの日数は350です。
  4. 2011年1月11日から2011年2月1日までの日数は20です。

※執筆環境:Microsoft Excel for Mac バージョン 15.27

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