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土日以外の休日や祭日を除く営業日を求めるには

高度な日付と時刻の関数の適用
最終更新日時:2016/10/17 17:35:34
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指定する曜日と祝日を除いた営業日を求めるには、WORKDAY.INTL関数を利用します。たとえば、土日は営業しているけれども、水曜日が定休日の場合に利用できます。この関数で求められた結果、表示形式は1900年1月1日を1としたシリアル値を返します。日付に戻すには、セルの書式設定を日付に変更しましょう。

Windows版Excel 2016の記事はこちら

はじめに

WORKDAY関数は土日が休日になりますが、土日は営業しているけれども、水曜日が定休日の場合は、WORKDAY.INTL関数を利用します。

=WORKDAY.INTL(開始日,日数,週末,祭日)
開始日
開始日の日付または、日付が入ったセルを指定します。日付を直接指定する場合は、ダブルクオーテーションで囲みます。
日数
経過する日数を指定します。
週末
計算から除く曜日を番号で指定します。
番号 曜日
1または省略 土曜日と日曜日
2 日曜日と月曜日
3 月曜日と火曜日
4 火曜日と水曜日
5 水曜日と木曜日
6 木曜日と金曜日
7 金曜日と土曜日
番号 曜日
11 日曜日
12 月曜日
13 火曜日
14 水曜日
15 木曜日
16 金曜日
17 土曜日
祭日
国民の休日や休業日など、計算から除く日付または日付が入ったセルを指定します。土日を除いた日付だけを計算する場合は、この引数は省略してもOKです。

水曜日が定休日の場合の第2営業日を求める

  1. 祭日リストを用意しておきます。
  2. [数式]タブを開き、[関数ライブラリ]の[日付/時刻]の一覧から「WORKDAY.INTL」を選択します。
  3. [開始日]には日付の入ったセルを選択します。
  4. [日数]には、2営業日後を求めるので「2」と入力します。
  5. [週末]には、計算から除く曜日を番号で指定します。水曜日が定休日の場合、「14」と指定します。
  6. [祭日]の引数には祭日リストを選択して[完了]ボタンをクリックします
  7. シリアル値が返されるので、[ホーム]タブを開き、[数値]カテゴリの[標準]の▼をクリックして日付形式を選択します。
  8. 第2営業日が求められました。

※執筆環境:Microsoft Excel for Mac バージョン 15.27

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