無効なデータが入力された時のエラーメッセージを指定するには
データの書式設定と検証
最終更新日時:2023/04/03 16:29:09
無効なデータが入力されて初めて表示するエラー メッセージは、自由に指定が可能です。選択できるエラー メッセージは「停止」「注意」「情報」の3種類です。対象となるセル範囲を選択し、[データ]メニューの[入力規則]もしくは[データ]タブを開いて[データツール]グループの[入力規則]をクリックし、[データの入力規則]ダイアログボックスの[エラーメッセージ]タブで行えます。
はじめに
無効なデータが入力された時、既定では以下のような定型メッセージが表示されます。
これをユーザーに分かりやすく自由に指定が行えます。
選択できるエラー メッセージは「停止」「注意」「情報」の3種類です。
- 停止
- ユーザーがセルに無効なデータを入力できないようにします。
停止エラー メッセージには [再試行] と [キャンセル] の2つのオプションボタンがあります。 - 注意
- 入力されたデータが無効であることを警告しますが、データの入力は許可します。
注意エラー メッセージが表示された場合は、[はい] をクリックして無効な入力を続けるか、[いいえ] をクリックして無効な入力値を編集するか、[キャンセル] をクリックして無効な入力値を削除できます。 - 情報
- 入力されたデータが無効であることを通知しますが、データの入力は許可します。 これは最も柔軟性が高いエラー
メッセージです。
情報エラー メッセージが表示された場合は、[OK] をクリックして無効な入力を続けるか、[キャンセル] をクリックして無効な入力値を削除できます。
操作方法
-
対象となるセル範囲にはあらかじめ、入力規則の設定を済ませておき、そのセル範囲を選択し、[データ]メニューの[入力規則]もしくは[データ]タブを開いて[データツール]グループの[入力規則]をクリックします。
- [データの入力規則]ダイアログボックスの[エラーメッセージ]タブを開いて、スタイルを選択します。ここでは[停止]を選択します。
- タイトルとメッセージをそれぞれ入力して[OK]ボタンをクリックします。
- 無効なデータを入力してみましょう。
- 指定されたエラーメッセージが表示されました。ここで[再試行]ボタンをクリックします。
- 再入力画面になりました。
※執筆環境:Microsoft Excel for Mac バージョン 16.41
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