SWITCH関数で複数の値から最初に一致した値を返すには
関数で論理演算を行う
最終更新日時:2023/04/03 16:59:08
値の一覧で式を計算し、最初に一致する値に対応する結果を返すには、Excel 2019やMicrosoft 365の新しい論理関数であるSWITCH関数を利用します。
概要
値の一覧で式を計算し、最初に一致する値に対応する結果を返すには、SWITCH関数を利用します。ただし、条件にどれも満たない場合は既定値、既定値がない場合はエラー値 #N/A が返されます。最大 126 個の一致する値と結果を評価することができます。
=SWITCH(式,値1,結果1,既定または値[[2-126],結果[2-126],既定値)
この関数は、Office 2019 をお持ちの場合、またはMicrosoft 365 サブスクリプションをお持ちの場合に、Windows または Mac で利用できます。 Microsoft 365 のサブスクライバーである場合は、最新バージョンの Office がインストールされていることを確認してください。
ここでは、日付が入ったセルからMONTH関数で月を求めてそれぞれの月に対応する呼称を求める方法について説明します。
1 | 睦月 | 7 | 文月 |
---|---|---|---|
2 | 如月 | 8 | 葉月 |
3 | 弥生 | 9 | 長月 |
4 | 卯月 | 10 | 神無月 |
5 | 皐月 | 11 | 霜月 |
6 | 水無月 | 12 | 師走 |
操作方法
- 求めたいセルを選択して[数式]タブの[論理]関数より[SWITCH]を選択します。
- IF関数の[式]に「MONTH(」と入力し、日付が入ったセルを選択して、)で閉じます。
- [値1]に1~12の数値を入れて、それに対応する呼称を[結果1]に入れ、それぞれ値と結果が対になるように入力していきます。
-
最後に既定値(ここでは「その他」)をいれて[完了]ボタンをクリックします。
- 数式結果が求められました。
備考
どれにも該当しない場合は、[既定]として「その他」が返されます。
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