SUMIF関数で 1つの条件を満たす値を加算するには
関数で論理演算を行う
最終更新日時:2023/04/03 16:59:08
指定した検索条件に一致するセルの値の合計を求めるには、数学/三角関数、SUMIFを利用します。[数式]タブを開き、[数学/三角]一覧からSUMIFを選択して、関数の引数でそれぞれの引数を指定します。
- はじめに
- 価格が ¥ 16,000,000 を超えるエアコンに対しての取り付け手数料の合計
- ¥ 16,000,000 を超えるエアコン価格の合計
- 価格が ¥ 30,000,000 であるエアコンに対しての取り付け手数料の合計
はじめに
範囲内の、検索条件に一致する数値の合計を求めるには、数学/三角関数、SUMIFを利用します。
SUMIF(範囲,検索条件,[合計範囲])
- 範囲
- 必ず指定します。 条件で評価するセル範囲を指定します。 各範囲内のセルは、数値または数値を含む名前、配列、または参照である必要があります。 空の値とテキスト値は無視されます。
- 検索条件
- 必ず指定します。 数値、式、セル参照、文字列、または追加するセルを定義する関数の形式の条件を指定します。 ワイルドカード文字は、任意の1文字に一致する疑問符 (?) を含め、任意の一連の文字に一致するアスタリスク (*) を含めることができます。 ワイルドカード文字ではなく、通常の文字として疑問符やアスタリスクを検索する場合は、その文字の前に、"~*" のように半角のチルダ (~) を付けます。
- 合計範囲
- 省略可能です。 範囲引数で指定されたセル以外のセルを追加する場合は、実際に計算する追加する実際のセル範囲を指定します。 セル範囲を省略すると、範囲の引数に指定されているセル (条件が適用されているのと同じセル) が加算されます。
Microsoft公式ヘルプ記事よりサンプルをコピーして、それぞれ求めてみましょう。
価格が ¥ 16,000,000 を超えるエアコンに対しての取り付け手数料の合計
- 求めるセルを選択して、[数式]タブを開き、[数学/三角]一覧からSUMIFを選択します。
- [範囲]の引数として、価格のセル範囲(A2:A5)を選択します。
- [検索条件]として「>16000000」と入力します。
- [合計範囲]には、手数料のセル範囲(B2:B5)を選択して[OK]ボタンをクリックします。
- 価格が ¥ 16,000,000 を超えるエアコンに対しての取り付け手数料の合計が求められました。
=SUMIF(A2:A5,">16000000",B2:B5)
¥ 16,000,000 を超えるエアコン価格の合計
- [範囲]の引数として、価格のセル範囲(A2:A5)を選択します。
- [検索条件]として「>16000000」と入力します。
この場合は、価格そのものを合計するので、[合計範囲]の引数は空白でOKです。
=SUMIF(A2:A5,">16000000")
価格が ¥ 30,000,000 であるエアコンに対しての取り付け手数料の合計
- [範囲]の引数として、価格のセル範囲(A2:A5)を選択します。
- [検索条件]として「3000000」と入力します。
- [合計範囲]として手数料のセル範囲(B2:B5)を選択します。
=SUMIF(A2:A5,30000000,B2:B5)
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