セクションごとにページ設定のオプションを変更するには
文書にセクションを作成する、設定する
最終更新日時:2024/10/23 21:30:53
特定のセクションだけページの向きを変えたり、用紙サイズを変更したりするには、そのセクション内にカーソルを移動して、[レイアウト]タブの[ページ設定]グループ、または[ページ設定]ダイアログボックスの設定対象で[このセクション]が選択されていることを確認し、それぞれ設定します。
はじめに
セクション区切りは、文書の一部のレイアウトや書式を変更するときに使います。特定のセクションだけ別指定できる書式は以下の通りです。
- 余白
- 用紙サイズ、印刷の向き
- プリンタの用紙トレイ
- ページ罫線
- 文字列の垂直方向の配置(縦書きか横書きか)
- ヘッダーとフッター
- 段組み
- ページ番号
- 行番号
- 脚注と文末脚注
なお、セクションの区切る方法として、以下のパターンがあります。
- 次のページから開始
- セクション区切りを挿入して改ページを行い、次のページの先頭から次のセクションを開始します。次のページから用紙サイズをA4からA3に変更したいときなどに利用します。
- 現在の位置から開始
- セクション区切りを挿入し、改ページを挿入せずに新しいセクションを開始します。段組みレイアウトなど、ページの途中で異なるページ設定を指定したい場合に利用します。また、段組みの高さをそろえたい場合、段組みの最後にカーソルを移動してこの設定を行います。
- 偶数ページから開始
- セクション区切りを挿入し、次の偶数ページから次のセクションを開始します。セクション区切りが偶数ページに挿入された場合、次の奇数番号ページは空白になります。
- 奇数ページから開始
- セクション区切りを挿入し、次の奇数ページから次のセクションを開始します。セクション区切りが奇数ページに挿入された場合、次の偶数ページは空白になります。
この記事ではサンプルファイルの「参考」の行から改ページを行い、同時に印刷方向を横向きにする方法について説明します。
STEP 1 セクションを区切る
- 「参考」の行の先頭にカーソルを移動します。
- [ページイアウト]タブを開き、[ページ設定]グループの[区切り]をクリックします。
- 一覧から[次のページから開始]をクリックします。
- セクション区切りが挿入されて改ページされました。
STEP 2 印刷の向きを変更する
- 印刷の向きを変更します。
- 1ページだけ印刷の向きが変更されました。
備考
ページ設定ダイアログボックスでは、[設定対象]が[このセクション]になっていることを確認してください。
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