HTMLとして保存したOfficeドキュメントの関連フォルダがフォルダ一覧に表示されない

概要

PowerPointの資料やWord、ExcelのドキュメントをWebページとして保存した場合、関連ファイルを格納したフォルダ「ファイル名.files」がExpression Webの［フォルダ一覧］作業ウィンドウ（Web 3では［フォルダーリスト］パネル）に表示されません。

これはフォルダ名にドットを含んだりすると認識されなくなるFrontPage時代からの仕様となります。

詳細

OfficeツールでWebページとして保存時、既定では「関連ファイルを一つのフォルダに保存する」ようになっています。それに加えて「可能な場合は長いファイル名を使用する」も有効になっているため、フォルダの名前が「ファイル名.files」になってしまうのです。

つまり、「ファイル名.files」というフォルダ名を何とかしたい場合は、2番目または3番目の方法に設定を変更する必要があります。

私のお勧めとしては、Webページとして保存する専用フォルダをあらかじめ作成し、2番目の方法でそのフォルダにWebページを保存して、Expression Webの作業中のWebサイトにそのフォルダごとインポートするといいと思います。

操作方法

ここでは、Wordの場合を例にとります。

Office 2007の場合

1. 左上のオフィスボタンをクリックし、［Word のオプション］ボタンをクリックします。
   
2. ［Wordのオプション］ダイアログボックスの［詳細設定］を開きます。
3. 一番下のほうまでスクロールして、［Web オプション］ボタンをクリックします。
   
4. ［Web オプション］ダイアログボックスの［ファイル］タブを開き、［関連ファイルを一つのフォルダに保存する］のチェックをはずして［OK］ボタンをクリックします。
   
5. Webページとして保存する専用フォルダ（名前は半角英数が望ましい）を作成して、Webページとして保存します。
6. そのフォルダごとExpression WebのWebサイトにインポートします。

Office 2003の場合

1. ［ツール］→［オプション］をクリックします。
2. ［オプション］ダイアログボックスの［全般］タブをクリックします。
3. ［Webオプション］ボタンをクリックします。
   
4. ［Webオプション］ダイアログボックスの［ファイル］タブを開き、「関連ファイルを一つのフォルダに保存する」のチェックをはずして、［OK］ボタンをクリックします。
   
5. Webページとして保存する専用フォルダ（名前は半角英数が望ましい）を作成して、Webページとして保存します。
6. そのフォルダごとExpression WebのWebサイトにインポートします。

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