www.wanichan.com

条件に満たす数値の平均値を求めるには

Section 2 データの集計
最終更新日時:2023/04/03 16:23:47
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

特定の条件に一致する数値の平均(算術平均)を計算するには、統計関数、AVERAGEIFを利用します。Excel for iPhoneで数式バーの左側の[関数の挿入]をタップし、[統計]一覧から[AVERAGEIF]を選択します。[検索条件]の引数は直接値を指定してもOKです。

はじめに

複数の要素が含まれるデータにおいて、それぞれの要素ごとに平均を求めるには、AVERAGEIF関数を利用するとよいでしょう。

AVERAGEIF(範囲,条件,平均対象範囲)
範囲
必ず指定します。 平均する1つまたは複数のセル(数値、または数値を含む名前、配列、セル参照)を指定します。
条件
必ず指定します。 平均の対象となるセルを定義する条件を数値、式、セル参照、または文字列で指定します。 たとえば、検索条件は 32、"32"、">32"、"Windows"、または B4 のようになります。
平均対象範囲
省略可能です。 平均する実際のセルを指定します。 何も指定しないと、範囲が使用されます。

右方向に数式をコピーしてもエラーにならないようにするには、数式作成後に[範囲]の引数として、そのセル範囲を絶対参照にしておくとOKです。

男子の国語の平均点を求める

  1. D7セルを選択して数式バーの左側の[関数の挿入]をタップします。
  2. [統計]を選択します。
  3. [統計]一覧から[AVERAGEIF]を選択します。
  4. [範囲]の引数をタップします。
  5. C2:H15を範囲選択します。
  6. [条件]には直接「"男"」と入力するか、「男」が入ったセルを指定して、参照の種類から絶対参照します。
  7. 平均対象範囲はD2:D15を選択して数式バーのを押します。
  8. 男子の国語の平均点が求められました。

備考

数式コピーしても対象範囲を固定するには、[参照の種類]から絶対参照にするとOKです。

↓

右側に数式コピーしても正しく求められます。

↓

※執筆環境:Excel for iPhone バージョン 2.68

スポンサーリンク
INDEX
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

異なるバージョンの記事

コメント

▲このページのトップへ