外部データを取り込むには
FileMaker、HTML、テキストファイルなど、他のアプリケーションで作成したファイルをExcelに取り込むことができます。外部データを取り込むことによって、データを再入力することなく活用できるので効率的です。Excel 2016 for Macで[データ]メニューの[外部データの取り込み]から、もしくは[データ]タブの[外部データの取り込み]グループから、目的の外部データ形式を選択して、対象となるデータファイルを選択します。
はじめに
FileMaker、HTML、テキストファイルなど、他のアプリケーションで作成したファイルをExcelに取り込むことができます。外部データを取り込むことによって、データを再入力することなく活用できるので効率的です。ただし、データベースを取り込むには、あらかじめODBCドライバーマネージャーをインストールする必要があります。インストールされていない場合は以下の警告メッセージが表示されます。

[外部データの取り込み]グループのそれぞれのコマンドは以下の4つあります。
- FileMakerから
- ファイルメーカー社が開発しているクロスプラットフォームデータベースソフトウェア、FileMaker のテーブルまたはクエリを取り込みます。
- HTMLから
- HTMLファイルからデータを取り込みます。Webから直接データの取り込みはサポートされていないため、あらかじめHTMLファイルを保存しておく必要があります。
- テキストファイルから
- テキストファイルのデータを取り込みます。
- 新しいデータベースクエリ
- SQL Server ODBC、その他データベースからデータを取り込みます。
なお、FileMaker Serverからインポートするには、[データ]メニューの[外部データの取り込み]をポイントして、[FileMaker Server からインポート]を選択します。
HTMLファイルからインポート
- 取り込みたいセル範囲の最初のセルを選択します。
- [データ]タブを開き、[外部データの取り込み]グループの[HTMLから]をクリックします。
- 対象となるHTMLファイルを選択して[開く]ボタンをクリックします。
- HTMLファイルから新しいブックが生成されました。
備考
Excelで作成されたHTMLファイルを開こうとすると、以下のメッセージが表示されます。ここで[OK]ボタンをクリックすると、新しいブックにそのHTMLファイルのコンテンツが読み込まれます。残念ながら、HTMLファイルをそのままExcel for Macで開くことはできません。
![この Web ページは、Excel シート から作成されました。 数式など、Web ページに含まれない情報もありますので、元のファイルで編集することもできます。Webページを読み込む場合は[OK]をクリックします。](images/19-5.png)
※執筆環境:Microsoft Excel for Mac バージョン 15.26