締日を求めるには
高度な日付と時刻の関数を適用する
最終更新日時:2017/12/07 14:18:45
基準日が締め日より前の日はその月の締め日、でなければ翌月に繰越すためにIF関数とDATE関数を組み合わせて数式を作成します。必要に応じてYEAR、MONTH、およびDAY関数もあわせて利用します。ここでは、それぞれの会社の締日の日付の値をもとに支払日を求める方法について説明します。
はじめに
締日を求めるには、IF関数とDATE関数を組み合わせて数式を作成します。サンプルファイルでは締日が日付の値だけ入っているので、YEAR、MONTH、およびDAY関数も利用します。
関数 | 書式 | 説明 |
---|---|---|
IF | IF(論理式,真の場合,偽の場合) | 論理論理式の結果に応じて、指定された値を返します。ここでは、基準日が締日以前なのかそれより後なのかによって処理を分岐します。
|
DATE | DATE(年,月,日) | 締日の日付を指定する。ここではそれぞれの引数を以下のように当てはめます。
|
YEAR | YEAR(シリアル値) | シリアル値を年に変換した結果(1900~9999年の範囲の整数)を返します。 |
MONTH | MONTH(シリアル値) | シリアル値に対応する月を1~12までの整数で返します。 |
DAY | DAY(シリアル値) | シリアル値に対応する日を1~31までの整数で返します。ここでは、締日の日付を指定する場合に利用します。 |
操作方法
- サンプルファイルの一番左側の「締日」シートを開き、締日を求めたいセル(E2)を選択します。
- [数式]タブを開き[関数ライブラリ]の[論理順]一覧からIFを選択します。
- 以下の図のように数式を指定します。
- 論理式:DAY(A2)<=DAY(D2)
- 真の場合:DATE(YEAR(A2),MONTH(A2),D2)
- 偽の場合:DATE(YEAR(A2),MONTH(A2)+1,D2)
- 表示形式がシリアル値になったら、[ホーム]タブの[数値]グループ右下の[表示形式]をクリックして、[セルの書式設定]ダイアログボックスを表示します。
- [セルの書式設定]ダイアログボックスの[表示形式]タブが開かれたら、[分類]一覧から「日付」を選択し、[種類]の一覧から選択して[OK]ボタンをクリックします。
- 正しく日付が表示されました。
- 数式コピーすることで、すべての支払日が求められました。
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