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Microsoft Office全般(Excel/Word/PowerPoint/Access/Outlook/OneNote)の使用方法を解説。

締日を求めるには

日付や祝日の計算 (4)
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基準日から次の締日を求める方法を紹介します。
※この記事は寄稿記事『【Excel Tips】締日を求めるには?』をもとに、Excel 2010用に編集したものです。

はじめに

締日を求めるには、IF関数とDATE関数を組み合わせて数式を作成します。サンプルファイルでは締日が日付の値だけ入っているので、YEAR、MONTH、およびDAY関数も利用します。

関数書式説明
IFIF(論理式,真の場合,偽の場合)

論理論理式の結果に応じて、指定された値を返します。ここでは、基準日が締日以前なのかそれより後なのかによって処理を分岐します。

  • 論理式:締日以前の場合(締日も含まれる)
  • 真の場合:その月の締日を求める
  • 偽の場合:翌月の締日を求める
DATEDATE(年,月,日)締日の日付を指定する。ここではそれぞれの引数を以下のように当てはめます。
  • :基準日のセルを選択
  • :以下のように指定
    • 締日以前の場合は基準日と同じ月を入れる
    • 締日を過ぎたら基準日セルの月に1を加算
  • :締日の日付を指定する
YEARYEAR(シリアル値)シリアル値を年に変換した結果(1900~9999年の範囲の整数)を返します。
MONTHMONTH(シリアル値)シリアル値に対応する月を1~12までの整数で返します。
DAYDAY(シリアル値)シリアル値に対応する日を1~31までの整数で返します。ここでは、締日の日付を指定する場合に利用します。

操作方法

  1. 締日を求めたいセル(E2)を選択します。
  2. [数式]タブを開き[関数ライブラリ]の[論理]一覧からIFを選択します。
  3. 以下の図のように数式を指定します。
    • 論理式:DAY(A2)<=DAY(D2)
    • 真の場合:DATE(YEAR(A2),MONTH(A2),D2)
    • 偽の場合:DATE(YEAR(A2),MONTH(A2)+1,D2)
    ↓
  4. 表示形式を日付に変更するために、[ホーム]タブを開き、[数値]カテゴリの[セルの書式設定:表示形式]をクリックします。
  5. [セルの書式設定]ダイアログボックスの[表示形式]タブが開かれたら、[分類]一覧から「日付」を選択し、[種類]の一覧から選択して[OK]ボタンをクリックします。
  6. 正しく日付が表示されました。
  7. 数式コピーすることで、すべての支払日が求められました。
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