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数値を切り捨てるには

データの計算と変換
最終更新日時:2023/04/03 16:28:55
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指定した位で切り捨てるにはROUNDDOWN、小数点以下を切り捨てる場合はINTを使用するとよいでしょう。他にも、TRUNCなどが挙げられます。ここでは、数学/三角関数のこれら3つの違いについて、および、数式パレットで数式を作成する方法について説明します。

ROUDDOWN、INT、TRUNCの違い

指定した位で切り捨てるには、ROUNDDOWNとTRUNCが挙げられます。引数は同じです。

=ROUNDDOWN(数値,桁数)
=TRUNC(数値,桁数)
数値対象となる数値を指定します。
桁数<数値>を切り捨てる桁数を指定します。

小数点以下を切り捨てる場合は桁数が「0」となり、十の位で切り捨てる場合は「-1」と指定します。

TRUNC関数で桁数の引数を省略すると、桁数が「0」となり、1の位で切り捨てとなります。

小数点第1位小数点第2位
-2-1012

一方、小数点以下を整数にまるめるにはINT関数を利用します。

=INT(数値)

1の位で処理した数式結果は以下の通りです。

 

ROUNDDOWNとTRUNCは単に小数点以下を切り捨てているだけとなりますが、INT関数では最も近い、値の小さい整数に丸めることになるのです。

ROUNDDOWN関数を使用して1の位で切り捨てる

  1. 求めたいセルを選択し、[数式]タブの[数学/三角]一覧から[ROUNDDOWN]を選択します。
  2. 数式パレットの[数値]ボックスにカーソルを移動し、対象となるセルを選択します。
  3. [桁数』ボックスには「0」と入力して[完了]ボタンをクリックします。
  4. 数式コピーすることで、それぞれの値が求められました。

※執筆環境:Microsoft Excel for Mac バージョン 16.39

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