www.wanichan.com

文字列の指定した位置から、指定された数の文字を返すには

テキストの整形と修正
最終更新日時:2023/04/03 16:28:56
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

文字列操作関数の MID を利用します。MIDB 関数では、全角1文字が2バイトとしてカウントされます。 それ以外の場合は、MID と同様、1文字あたり1としてカウントされます。

はじめに

文字列の指定した位置から、指定された数の文字を返すには、MID関数またはMIDB関数を使用します。MID関数は半角と全角の区別なく1文字を1としてカウントしますが、MIDB関数の場合は全角1文字は2バイトとしてカウントします。いずれの関数においてもスペース文字もカウントされるので注意してください。

構文

MID(文字列,開始位置,文字数)
MIDB(文字列,開始位置,バイト数)

この関数の書式には、次の引数があります。

文字列
検索の対象となる文字を含む文字列を指定します。
開始位置
抜き出したい文字列の先頭文字の位置を指定します。
文字数 
文字列から抜き出す文字数を指定します。
バイト数 
バイト数に基づいて、MIDB で抽出する文字数を指定します。

MID関数で3文字目から4文字を抜き出す

  1. 求めるセルを選択し、[数式]タブを開き、[文字列操作]をクリックします。
  2. 一覧から[MID]を選択します。
  3. [数式パレット]が表示されたら、元の文字列を含むセルを選択します。
  4. [開始位置]ボックスには、3文字目から抜き出すには「3」と入力します。
  5. [文字数]ボックスには、4文字を抜き出すには「4」と入力して[完了]ボタンをクリックします。
  6. 3文字目から4文字が求められました。

備考

MIDB関数で同じ引数にすると、全角文字が2バイトとしてカウントされるので、以下のようになります。

※執筆環境:Microsoft Excel for Mac バージョン 16.39

スポンサーリンク
INDEX
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

異なるバージョンの記事

コメント

▲このページのトップへ