文字列の指定した位置から、指定された数の文字を返すには
文字列を変更する、書式設定する
最終更新日時:2024/10/24 07:32:16
文字列操作関数の MID を利用します。MIDB 関数では、全角1文字が2バイトとしてカウントされます。 それ以外の場合は、MID と同様、1文字あたり1としてカウントされます。
はじめに
文字列の指定した位置から、指定された数の文字を返すには、MID関数またはMIDB関数を使用します。MID関数は半角と全角の区別なく1文字を1としてカウントしますが、MIDB関数の場合は全角1文字は2バイトとしてカウントします。いずれの関数においてもスペース文字もカウントされるので注意してください。
構文
MID(文字列,開始位置,文字数)
MIDB(文字列,開始位置,バイト数)
この関数の書式には、次の引数があります。
- 文字列
- 検索の対象となる文字を含む文字列を指定します。
- 開始位置
- 抜き出したい文字列の先頭文字の位置を指定します。
- 文字数
- 文字列から抜き出す文字数を指定します。
- バイト数
- バイト数に基づいて、MIDB で抽出する文字数を指定します。
MID関数で3文字目から4文字を抜き出す
- 求めるセルを選択し、[数式]タブを開き、[文字列操作]をクリックします。
- 一覧から[MID]を選択します。
- [関数の引数]が表示されたら、元の文字列を含むセルを選択します。
- [開始位置]ボックスには、3文字目から抜き出すには「3」と入力します。
-
[文字数]ボックスには、4文字を抜き出すには「4」と入力して[OK]ボタンをクリックします。
- 3文字目から4文字が求められました。
備考
MIDB関数で同じ引数にすると、全角文字が2バイトとしてカウントされるので、以下のようになります。

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