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Microsoft Office全般(Excel/Word/PowerPoint/Access/Outlook/OneNote)の使用方法を解説。

文字列の右端から指定した数の文字を返すには

文字列を変更する、書式設定する
最終更新日時:2023/04/03 16:58:49
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文字列の末尾 (右端) から指定された文字数の文字を返すには、文字列操作関数の RIGHT を利用します。RIGHTB 関数では、全角1文字が2バイトとしてカウントされます。 それ以外の場合は、RIGHT と同様、1文字あたり1としてカウントされます。

はじめに

末尾から指定した文字数を抜き出すには、RIGHT関数またはRIGHTB関数を使用します。RIGHT関数は半角と全角の区別なく1文字を1としてカウントしますが、RIGHTB関数の場合は全角1文字は2バイトとしてカウントします。いずれの関数においてもスペース文字もカウントされるので注意してください。

構文

RIGHT(文字列, [文字数])
RIGHTB(文字列, [バイト数])

この関数の書式には、次の引数があります。

文字列
必ず指定します。 取り出す文字を含む文字列を指定します。
文字数 
省略可能です。 取り出す文字数を指定します。
  • 文字数には、0以上の数値を指定する必要があります。
  • 文字数が文字列の文字数を超える場合、文字列全体が返されます。
  • 文字数を省略すると、1 を指定したと見なされます。
バイト数 
省略可能です。 バイト数に基づいて、RIGHTB で抽出する文字数を指定します。

RIGHT関数で末尾から8文字を抜き出す

  1. 求めるセルを選択し、[数式]タブを開き、[文字列操作]をクリックします。
    ワークシートに文字列操作関数を追加します。
  2. 一覧から[RIGHT]を選択します。
    文字列の末尾から指定された文字数の文字を返します。
  3. [関数の引数]が表示されたら、元の文字列を含むセルを選択します。
  4. [文字数]ボックスには、4文字を抜き出すには「8」と入力して[OK]ボタンをクリックします。
  5. 末尾から8文字まで求められました。

備考

RIGHTB関数で同じ引数にすると、全角文字が2バイトとしてカウントされるので、以下のようになります。

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