数値のユーザー定義の表示形式を設定するには
データの書式設定と検証
最終更新日時:2023/04/03 16:29:08
数値の後に「円」を付けたりするには、設定したいセル範囲を選択して[フォーマット]メニューの[セル]をクリックするか、[ホーム]タブの[数値]グループの[番号書式]ボックスの▼をクリックして[その他の番号書式]をクリックして[セルの書式設定]ダイアログボックスの[表示形式]タブを開き、[ユーザー設定]にて基となる組み込みの表示形式を選択して、新しい表示形式を入力します。
はじめに
数値のユーザー定義の表示形式の設定方法には、次のようなものがあります。ゼロの時にそのゼロを非表示にするには、1の位を#にするとOKです。千単位にするには、最後に , を付けるとよいでしょう。小数点以下の桁数をそろえるには、?で調整します。
入力データ | 表示形式 | 表示結果 |
---|---|---|
0 | #,##0 | 0 |
0 | #,### | |
123456 | #,##0 | 123,456 |
123456 | #,##0, | 123 |
123.45 | 0.??? | 123.45 |
123.456 | 0.??? | 123.456 |
なお、数値の書式設定は、以下の定義に基づいて結果が返されます。
正の書式;負の書式;ゼロの書式;文字列の書式
たとえば、正の場合は青の桁なし数値、負の場合は赤の-付き表示、ゼロの場合は非表示にしたい場合は、以下のように設定します。
[青]0;[赤]-0;
色は赤、青、黄、緑、白、黒、水、紫の8色まで指定できます。
カンマ区切りの数値の末尾に「円」を付ける
- 対象となるセル範囲を選択して[ホーム]タブの[数値]グループの[番号書式]ボックスの▼をクリックして[その他の番号書式]をクリックします。
- [セルの書式設定]ダイアログボックスの[表示形式]タブの[分類]一覧より[ユーザー設定]を選択します。
- 一覧から基となる組み込みの表示形式、
#,##0
を選択します。 #,##0
の後に「円」を入力して[OK]ボタンをクリックします。- 最後に「円」付きのカンマ区切りの書式に設定されました。
※執筆環境:Microsoft Excel for Mac バージョン 16.41
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