EDATE関数で指定した月数分の日付を求めるには
高度な日付と時刻の関数を使用する
最終更新日時:2024/10/24 07:32:43
開始日から起算して、指定した月だけ前あるいは後の日付に対応するシリアル値を計算するには、EDATE関数を利用します。数式結果がシリアル値になるので、日付の書式にするには、あとでセルの書式設定で日付に変更する必要があります。
はじめに
開始日から起算して、指定した月だけ前あるいは後の日付に対応するシリアル値を計算するには、EDATE関数を利用します。たとえば、10月17日の1か月後の日付は11月17日といった具合に求められます。この関数を使用すると、伝票の発行日と同じ日に当たる支払日や満期日の日付を計算することができます。
EDATE(開始日, 月)
- 開始日
- 計算の起算日となる日付のシリアル値を指定します。
- 月
- 開始日から起算した月数を指定します。 "月" に正の数を指定すると起算日より後の日付を返し、負の数を指定すると起算日より前の日付を返します。
この関数で求められた結果、表示形式は1900年1月1日を1としたシリアル値を返します。日付に戻すには、セルの書式設定を日付に変更しましょう。
たとえば、運転免許証の有効期限は、交付日の3年~5年後の誕生日の翌月の日付になります。
3年後の誕生日の場合は、DATE、YEARなどの関数を組み合わせて基準日の年に3を加算し、月と日の引数には誕生日の該当セルからそれぞれ抜き出します。
=DATE(YEAR(B1)+3,B2,D2)
そこで、EDATE関数を使用して、運転免許証の有効期限を求めてみましょう。
運転免許証の有効期限(誕生日の翌月の日付)を求める
- 求めたいセルを選択します。
- [数式]タブを開き、[関数ライブラリ]の[日付/時刻]の一覧から「EDATE」を選択します。
- [関数の引数]ダイアログボックスが表示されたら、[開始日]ボックスに基準となる日付が入ったセルを指定します。
- [月]ボックスには、1か月後の場合「1」を入力して[OK]ボタンをクリックします。
- シリアル値が返されるので、[ホーム]タブを開き、[数値]カテゴリの[標準]の▼をクリックして日付形式を選択します。
-
1か月後の日付が求められました。
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