複数の条件に一致した数値の平均を求めるには

• サンプルファイル（sample.xlsx - 25.88 KB）

はじめに

AVERAGEIFS関数は、複数の条件すべて満たす場合に、対応するセル範囲の数値の平均を返します。

=AVERAGEIFS(平均対象範囲,条件範囲1,条件1,条件範囲2,条件2,...)

平均対象範囲

複数の検索条件をすべて満たした場合に、平均するセル範囲を指定します。

条件範囲1

1つ目の検索条件によって検索するセル範囲を指定します。

条件1

1つ目の検索条件を指定します。検索条件が入力されているセルを参照するか、ダブルクオーテーションで括ります。

条件範囲2

2つ目の検索条件によって検索するセル範囲を指定します。

条件2

2つ目の検索条件を指定します。検索条件が入力されているセルを参照するか、ダブルクオーテーションで括ります。

Excel for iPadの場合、条件を追加するには、その都度数式バーで関数の引数の右端 (...) ボタンをタップしていく必要があります。

ここでは、男子の英語が70点以上の生徒の国語の平均点を求める方法について説明します。

操作方法

1. 合計を求めるセルを選択し、［数式］タブの［統計］をタップして［AVERAGEIFS］を選択します。
   

   

   
2. ［平均対象範囲］には、国語のセル範囲を指定します。
3. ［条件範囲1］には性別のデータ範囲を選択します。
4. ［条件1］には「男」が入ったセルを選択し、数式バーの関数の引数の右端 (...) ボタンをタップします。
   
5. ［条件範囲2］には、英語のセル範囲を指定します。そのあと条件2を追加するために数式バーの関数の引数の右端 (...) ボタンをタップします。
   
6. ［条件2］には「">=70"」と入力して数式バー右側のボタンをタップします。
   
7. 男子の英語が70点以上の国語の平均点が求められました。
   

※執筆環境：Excel for iPad バージョン 2.61

コメント

▲このページのトップへ