複数のセルのデータをつなげるには
Section 3 文字列操作関数の適用
最終更新日時:2024/10/24 20:46:08
Excel for iPhoneで複数の範囲や文字列からのテキストを結合して1つの文字列にまとめるには、文字列操作関数のひとつ、CONCATENATEの後継、CONCAT関数を利用します。この関数はMicrosoft 365 でのみ利用できますが、従来のCONCATENATE関数も引き続き利用できます。求めたいセルを選択して数式バーの左側の[関数の挿入]をタップして、[文字列操作]をタップし、一覧からCONCATを選択します。
概要
たとえば、いくつかに分割された住所データを一つにつなげるには、文字列操作関数のひとつ、CONCATENATEの後継のCONCAT関数を利用します。連結できる文字列の長さは、セルの上限32767文字までです。
CONCAT(テキスト1,テキスト2,)
CONCAT 関数は複数の範囲や文字列からのテキストを結合しますが、区切り記号や空白セルの引数は結合対象外です。この関数はMicrosoft 365 でのみ利用可能ですが、従来のCONCATENATE関数も引き続き利用できます。
ちなみにCONCATENATE関数は、Excel for iPhoneでは[互換性]関数の一覧にあります。
操作方法
- 求めたいセルを選択し、数式バーの左側の[関数の挿入]をタップします。
-
[文字列操作]をタップします。
-
一覧からCONCATを選択します。
- それぞれの引数には個別のセルを選択していきます。
- 続いて2つめの文字列を指定します。
- すべて選択できたらを押します。
- 複数のセルデータが一つにつながりました。
※執筆環境:Excel for iPhone バージョン 2.68
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