日付から曜日を計算できる数値で求めるには
高度な日付と時刻の関数を適用する
公開日時:2016/01/22 00:41:44
最終更新日時:2016/10/17 10:45:57
最終更新日時:2016/10/17 10:45:57
日付から曜日を計算できる数値で求めるには、WEEKDAY関数を利用します。たとえば、週末だけ集計したい場合に活用できます。
概要
日付に対して何曜日かを求めるにはTEXT関数を利用しますが、その曜日を計算できる数値として値を返す場合はWEEKDAY関数を利用します。たとえば、土日の場合のみ別処理したいときに応用できます。
=WEEKDAY(シリアル値,種類)
種類には、Excel 2007以降でさらに11~17が追加されています。省略すると「1」になります。
種類 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | |
2 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | |
3 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
種類 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | ||||||
12 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | ||||||
13 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | ||||||
14 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | ||||||
15 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | ||||||
16 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | ||||||
17 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
土日の売上金額を合計するには、検索条件を満たす数値を合計するSUMIF関数を利用します。
=SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)
ここでの[範囲]にはWEEKDAY関数で求めた曜日の数値が入ったセル範囲、[検索条件]には土日、[合計範囲]は売上の数値が入ったセル範囲を指定します。
WEEKDAY関数の[種類]を「2」にすれば、SUMIF関数の[検索条件]として「6以上」と指定できます。
WEEKDAY関数で曜日の数値を求める
- 求めたいセルを選択して、[数式]タブの[関数ライブラリ]一覧から[日付/時刻]をクリックします。
- 一覧から[WEEKDAY]を選択します。
- [シリアル値]の引数として日付セルを選択します。
- [種類]の引数では「2」と入力して[OK]ボタンをクリックします。
- 下のセルまで数式コピーします。
土日の売上金額を集計する
- 土日の売上合計を求めるセルを選択して、[数式]タブの[関数ライブラリ]一覧から[数学/三角]をクリックします。
- 一覧から[SUMIF]を選択します。
- [範囲]には数値化された曜日のセル範囲を選択します。
- [検索条件]には「>=6」と入力します。
- [合計範囲]には、ここでは売上の金額のセル範囲を選択して[OK]ボタンをクリックします。
- 土日のみの売上を集計することができました。
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