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Microsoft Office全般(Excel/Word/PowerPoint/Access/Outlook/OneNote)の使用方法を解説。

電話番号等からハイフンを取り除くには

関数を使用して書式を設定する、文字列を変更する
最終更新日時:2024/10/24 07:31:10
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電話番号や郵便番号、クレジットカード番号からハイフンを取り除くには、文字列操作関数のSUBSTITUTEを利用します。位置を指定して置き換えるREPLACE関数もありますが、SUBSTITUTE関数は位置を問わず検索してハイフンを取り除くことができます。

はじめに

電話番号のハイフンの位置は、それぞれの地域の市外局番や局番の桁数が異なるため異なります。

注:以下のサンプルデータは架空の個人情報です。

連番 氏名 氏名(カタカナ) 性別 電話番号
1 藤井 信太郎 フジイ シンタロウ 022-430-2042
2 大城 知治 オオシロ トモハル 055-952-7927
3 大津 洋司 オオツ ヨウジ 017-50-7223
4 中山 安男 ナカヤマ ヤスオ 083-728-6147
5 小玉 五郎 コダマ ゴロウ 083-284-9259
6 木戸 比呂美 キド ヒロミ 088-118-8122
7 三村 善吉 ミムラ ゼンキチ 0467-58-2839
8 岡 桃子 オカ モモコ 027-75-2077
9 落合 健司 オチアイ ケンジ 03-6927-8311
10 小原 耕筰 オハラ コウサク 076-156-3591

検索と置換機能を使用してハイフンを取り除くことも可能ですが、元のデータを残しておきたい場合は、SUBSTITUTE関数で別のセルに求めるとよいでしょう。

SUBSTITUTE(文字列,検索文字列,置換文字列,置換対象)
文字列
置き換える文字を含む文字列、または目的の文字列が入力されたセル参照を指定します。
検索文字列
置き換え前の文字列を指定します。検索文字列と置換文字列の大文字小文字の表記が異なる場合、文字列は置換されません。
置換文字列
置き換え後の文字列を指定します。
置換対象
文字列に含まれるども検索文字列を置換文字列に置き換えるかを指定します。省略された場合は、文字列中のすべての検索文字列が置き換えの対象となります。

操作方法

  1. 求めたいセルを選択し、数式バーの[関数の挿入]ボタンをクリックします。
  2. 文字列操作関数のなかからSUBSTITUTEを選択して[OK]ボタンをクリックします。
    文字列中の指定した文字を新しい文字で置き換えます。
  3. [文字列]には置き換える文字を含む文字列、または目的の文字列が入力されたセル参照を指定します。ここでは電話番号の入ったセルを選択します。
  4. [検索文字列]には置き換え前の文字列を指定します。「-」と入力してTabキーを押すと、自動的に "-" に補完されます。
  5. [置換文字列]には置き換え後の文字列を指定します。ここでは「""」と入力します。
  6. [置換対象]は空白のままで[OK]ボタンをクリックします。
  7. 数式コピーすることで、すべての電話番号のハイフンが取り除かれました。
INDEX
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